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メールのマナー 適切な件名と宛名(CcとBccとは)
メールのマナー 適切な件名と宛名(CcとBccとは)
ビジネスメールと私生活でのメールとを問わず、「件名」は簡潔・明瞭であることがマナーです。具体的には、以下の点に注意してください。
① 送信者を明らかにする
現在、日常送信されるメールの90%以上がスパムメールであると言われています。受信者がスパムの中から必要なメールを見つけやすいように、知人・顧客などへのメールでは送信者名(氏名・ハンドルネーム・ニックネームや企業・団体名)を明記しましょう。返信の場合も同様です。
② 用件を分かりやすくする
件名が長くなり過ぎない範囲で、用件を端的かつ具体的に表示しましょう。受信者がスパムでないことを確認できると同時に、重要度や緊急度を判断するのにも役立ちます。
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メールソフトの宛名を入力する欄には、「To」または「宛先」と「Cc」・「Bcc」の3種類があります。「To」または「宛先」が標準の宛名入力欄であり、同じメールを複数の受信者に送る場合にも、複数の宛名の間をセミコロン(;)で区切って入力することにより一斉送信することが出来ます。ただし、この場合、各受信者は一斉送信された全ての宛名を知ることとなり、また、全ての受信者が同等に扱われたことになります。そのような一斉送信がマナー上不都合と思われる場合には、「To」または「宛先」と「Cc」・「Bcc」とを併用した一斉送信の方法を用います。
「Cc」は Carbon Copy(カーボン紙の複写)の略で、「To」または「宛先」以外にも送りたい受信者を複数入力できます。また、「Cc」に入力した宛名も、「To」または「宛先」の宛名と同様に、受信者全員の受信メールに表示されます。そこで、例えば、「To」または「宛先」に直接担当者の宛名を、「Cc」にはその他の関係者の宛名を入力することにより、直接担当者に配慮した一斉送信ができます。
「Bcc」は Blind Carbon Copy の略です。Outlook Express のデフォルト設定では表示されていませんので、「表示」メニューにチェックを入れて表示します。「Bcc」にも複数の宛名を入力できますが、「To」または「宛先」や「Cc」とは異なり、この宛名は全員の受信メールに表示されないか、または「Bcc」による受信者本人の宛名しか表示されません。「Bcc」を併用した一斉送信の実例としては、上司に業務の進行状況を内々に報告するためのメールとして送る場合などが挙げられます。
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